Fore play 前戯は大切 オーガズムのために 

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人と動物の違いは手の暖かさを使った前戯にある

Fore play、前戯こそがSEXを楽しむ「人である所以」かもしれません。動物はせいぜい、口か下を使い、挿入に備える行為が前戯の目的です。しかし、人の前戯はSEXじたいの絶頂感を男女が互いに楽しむために備える行為です。しかし、この前戯、主たる主導者が男性であるのも事実です。もちろん、女性も男性に感じてもらうために、フェラチオや愛撫などを行いますが、前戯で活躍していただきたいのは、やはり男性になります。がんばれ男子!ってことです。そもそも、絶頂を迎える仕組みが男女では明らかに違い、男性の場合は射精をもって絶頂を迎えることができ、その行為は非常に分かりやすい摩擦の作業で得ることができます。しかし、女性の場合は絶頂を迎えるまでのプロセスも、その絶頂の種類も、その後の感じ方の種類も複雑かつ、個人差があります。その為、その入り口に位置する前戯はとても重要で、様々な方法があります。そして、早く気持ちよくなりたい男性にとって、前戯は複雑で、よくわからなく、出来たら早く挿入したい…っと思ってしまいがちな行為です。ですからこそ、女性は自分の身体の事を良く知り、パートナーと一緒にその前戯をお手伝いし、互いに良い結果をもたらす事こそが、最高のSEXへとつながります。今回は女性が持つ性感帯とそこから受けた刺激が大脳でどのように性的興奮に変わるかをご説明しながら、素敵な前戯を楽しめるようになっていただきたいと思います。

そもそも、挿入でのピストン運動なんてほんの数分

男性の体力や射精までの時間、興奮度にもよりますが、挿入してから男性が射精に至るまでの時間ってどれぐらいだと思いますか?遅漏、早漏・・・様々ですが平均的に10分です。そして、女性側が望む挿入時間はこちらも10分ちょっとぐらいです。では、その10分程度の挿入ピストン運動だけで、女性が絶頂を感じることができるかというと、答えはNOです。そもそも、女性の膣内というのは、あまり感覚受容体が少ないのです。これは出産時の痛みに耐えれるようになっているからです。

では、なぜ中イキするのか?

中イキはクリトリスの形や体全体に広がる性感帯と非常に関係していて、十分に血流が行き届き、充血した結果、脳が性的快感を体の各部に伝達させ、子宮周辺にあるオーガスミックスプラットフォームといわれる2つほどの筋肉部分を収縮させるのです。そのことにより、女性は膣内でオーガズムを感じたということになります。そして、このオーガズムは開発することで、何度も感じることも可能になります。しかし、女性の性的快感はとても複雑でプロセスは4つに分かれているそうです、「興奮期」「高原期」「オーガズム期」「消退期」となります。それぞれに女性の体の反応は複雑で何が正解かは個々により違います。しかし、この4つのプロセスと中イキの理由を知れば、「興奮期」「高原期」、要するに前戯がどれだけ、女性のオーガズムに重要かということがわかると思います。「興奮期」と「高原期」があって初めて、「オーガズム期」を迎えることができるわけです。

女性の性感帯ってどこなの?①

前戯をするにしても、女性の性感帯や、やり方を知らないとどうにもなりません。そして、それは男性だけが努力することではないことも理解してください。何故なら、一般的な性感帯はある程度同じですが、女性個々により性感帯の敏感さ、場所も違ってくるのです。ですから、女性はパートナーに自分の気持ちよさを、きちんと伝えることがとても重要なんです。そして、もう一つ、女性の性感帯は体全体に広がっているのと同時に、視覚、嗅覚、聴覚からも大脳に伝わり、それが性感帯に刺激を伝達します。「言葉でいじめてほしい」「外性器(あそこ)を見てほしい」やアロマオイルの効果などが、そういう刺激に挙げられます。ですからそう言うことも含めて、パートナーに伝えてください。そんなことを言う女性ははしたなくて嫌いだっとかいう、男性はもっての外なので、ポイしちゃってください(笑)

それでは、大まかな女性の性感帯を説明しますね。

  • 髪の毛 意外ですよね。髪の毛には神経はないんですが、毛根部に神経末端が網の目のようにあります。ですので、よくある恋愛ドラマでキスをする時に後頭部を男性が包むようにしてキスをするシーンがあると思います。女性は結構、大好きですよね。これは、単にかっこいいとか、ということではなく、毛根部に神経があり、脳に性的刺激として届くので、女性をウットリさせることができるのです。
  • まぶた これまた、ホント?っと思われると思いますが、簡単に言うとまつ毛が触れると女性は少しくすぐったくなったり、します。強い刺激は感じないですが、安心感を感じる部分で、まぶたにキスをするというのも非常に有効な行為です
  • 耳の裏や耳 ここは男女ともに非常にポピュラーな性感帯のひとつです。気を付けていただきたいのは刺激をマンネリ化させないというのが、大切なポイントです。息を吹きかけたり、耳元でエロティックな言葉をささやいたり、時々は強くかんだり、様々な動きを混ぜてみてください。
  •  唇って感じるの?キスすればいいんじゃない?って思っている方も多いと思いますが、性感帯だからその刺激が脳に伝わり女性はうっとりするわけですし、キスの仕方一つで、それがオーガズムへの入口へと変わる場合もあります。耳と同じように様々なキスの仕方があり、マンネリしないようにシチュエーションーと女性の好みに合わせて使い分けてください。あっちなみに立チュウの嫌いな女性は殆どいません。なぜ、それが好きなのか後程、抱擁の効果で説明しますが、立チュウ&後頭部を包み込むキスのスタートは効果大です。(あっ私的な趣味だったらごめんなさい)

女性の性感帯ってどこなの②

やっと、顔周りの性感帯の説明が終わりました…。まだまだ、たくさんありますので、どんどん説明していきますね。

  • このあたりまでは、ベッドで横たわって行うのか、立った状態で行うのか、場合によるとは思いますが、私のお勧めは(また、自分の趣味に走ってますが)、立って行って頂ければ、次のステップが非常に進めやすくなるなっと感じています。
  • うなじ みみからうなじにかけては、髪の毛と同じように神経末端が多くあり、息をかけたり、舌でそっと触ったりすることで、その刺激が脳に伝達され、性的感覚と変化します。女性によっては、このあたりを強く嚙まれたりすることで興奮を覚えるタイプの方もいますが、これは性的趣向に差がある場合が多いので、相手に合わせて行ってください。
  • 背中 についても説明していきたいと思います。耳から首筋、唇、うなじと、まだ女性がウットリとして声が漏れるまでもないような、吐息の状態から、すぐに胸、乳頭と進むのも良いですが、背中の性感帯をしっかりと刺激してみるのもありかと思います。正確に言うと女性の背中のくびれ(腰椎)のあたりです。すっうーーーっと指を首筋からくびれ、あたりまで下げてみましょう。背中の腰椎付近は様々な神経が集まっている部分になるので、必然的に脳に刺激が伝達されやすく、おのずと性的感覚へのつながります。

そろそろ、愛撫も佳境に、ぐいっと盛り上がって

さきほど、なぜ、ここまでのプロセスは出来たら立って行って頂きたい。とかなり個人的な趣味を前面に出して申し上げましたが、趣味だけで申し上げたわけではないのです。まず、女性はSEXに向かう前に「安心感」「心地よさ」「包容力」こういった、リラックスした感情も感じ、ゆったりとした状態でないと、絶頂に向かう事が出来ないように体が出来ています。ですので、キスをする際に後頭部を抱えると、安心感とウットリした性的感覚を覚える。立った状態で自分より体の大きな男性から包み込まれて、耳やうなじ、背中、腰にとやわらかい、愛撫を重ねられると、しっとりと外性器が濡れてきます。そして、ここからが、次の局面へとステップアップするタイミングとなります。そうです、「高原期」へ向かいましょう。これまでのステップで概ね「興奮期」には達しているはずです。「興奮期」とはクリトリスが大きくなり、膣の入り口側がちょっと濡れてるぐらいです。次は「高原期」これは、子宮内での変化が起こり、オーガスミックプラットフォームが出現したり、子宮の位置が変化したり、女性器の中で変化が起こり始めるタイミングです。

おしりと性感の関係

勘違いしないでくださいね、いきなりアナルSEXの話をするわけではありません。

この図にあるように、背中からお尻にかけてはいくつかの筋肉や部位があります。これらには大きな筋肉が体を支えるためについていて、交差しています。また、背骨もあり、その筋肉組織に沿って神経も絡み合っています。

  • 大殿筋 お尻の大きな筋肉ですが、これは外性器部分に通じています。ですから、さきほどまで、非常にソフトにタッチしてきた愛撫をぐっと力づよく、変化させてください。具体的には女性のおしりをグイっとつかみ、少し開くぐらいに刺激を与える感じになります。(強いって言っても傷とかつけない程度ですよ)そうする事で、今までとは違い、女性は外性器の刺激を受信します。大殿筋は外性器側の筋肉とつながっているため、お尻をつかみギュッとしたり、揺らしたりすることで、外性器側へと刺激が伝わっていくわけです。

壁ドンか?!

少女漫画で壁ドン!なんでもかんでも壁ドン!流行りましたよね。でも結構、女性は壁ドン好きなんです。先ほど「安心感」と言う様な話をしましたが、壁ドンもそういう感覚の一つです。女性の場合、男性に包まれたいと感じると同時に、その強さも感じたい生き物です。それが壁ドン。でも、壁ドンだけでは、面白くありませんから、もう一度、性感帯である、耳や、後頭部、唇をキスや触る事で、刺激してください。そして今度は優しくではなく「強く」行ってみて下さい。愛撫で重要な事は、マンネリ化しないという事です。そしてもう一つ重要な事として、大腿部、鼠径部、外性器、恥丘あたりへの刺激を加えながら、行ってみて下さい。すでに手は使ってますので、足を絡ませることで、この大腿部から一連の性感帯の刺激を行います。そして、ベッドに向かってもいいですし、シャワールームでさらなる愛撫を続けて頂いても結構です。

肝心な場所へのアプローチ

ここまでくれば、女性は十分に盛り上がっています。「高原期」をもっと高める為には、やはり、胸、乳頭、外性器から内部への愛撫が必要になります。

  • 胸と乳頭 胸と乳頭への愛撫で大事な事は「下から上は強め」「上から下は弱め」という事です。それは脳の仕組みがそうなっているからです。大脳辺縁系でキャッチされた刺激が性感へと変化するのですが、下から上は強めにやると、脳がちゃんと、キャッチする、逆にやるとそれは、性感ではなく痛みとなるという事です。また、何度も言いますが、マンネリになってしまってはいけないこと、そして、かなり敏感な場所なので、ソフトに愛撫する事で「焦らしの効果」を得ることもできます。
  • 外性器へのアプローチ やっとたどり着きました、いよいよいわゆる「アソコ」です。えっ、クリトリスいじればいいんでしょ?…ダメです。もちろん、クリトリスもいじりますが、
  • 先ずは鼠径部からのアプローチになります。「焦らしの効果」と考えてください。鼠径部には多くの神経が集まっているので、感じないまでも脳としては性感として捉えます。そして、女性の気持ちとしては、ここまで、様々な愛撫をされてきているわけですから、もう大本命に行って下さい!!とお願いしたい気持ちでいっぱいなはずです。女性の嗜好にもよりますが、ここで一言「どうしたの?」「どうしてほしいの?」とでも囁けば、完璧です。そして、来てくれるかな~っと思っている所で、
  • 別の場所「臀溝 (おしりの穴の手前からおしりのライン)」「肛門」を柔らかく、優しく、なでたり、つついたり、もちろん舌で舐めてみても結構です。
  • そして、「会隠部(肛門と外陰のあいだ)」「外性器(クリトリスなど含む膣前庭)」へ指や舌を使った愛撫への移ります。初めは、触れそで触れないぐらいから、女性の反応を見て、感度の良い場所を見つけましょう。そうしたら、その場所を十分に愛撫してください。女性はある程度、感じてきたら、同じリズムを好むことが多いですので、「高原期」の後半で女性の反応が「オーガズム期」に近いと感じたら、そこからは、同一リズムで最も感じている場所を追求しましょう。

挿入のタイミングは

難しいところですが、しっかりと愛撫で「オーガズム期」を迎えてから、挿入する事でいわゆる「中イキ」に近づくことができると思います。残念ながら、女性のほとんどが「中イキ」をしたことがないのが現実です。それは、先にも記載している通り、膣はあまり感じる性器ではないからです。いくつか中イキの原理はありますが、はやり、女性が挿入前に「オーガズム期」を迎えている事が前提になります。今後は中イキについても、いろいろと調べて、ご紹介できたらと思っています。

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